ニーズの概略

概要:

グローバルに事業展開する企業が、植物のアミノ酸やペプチド、タンパク質の不快な味(えぐみ、豆臭さ、青臭さなど)や口当たり(収斂感、ざらざら感、ぬるぬる感など)を調節することのできる技術を求めています。

アジアまたはオセアニアにおいて味の調節物質や評価方法を持つ、または研究する産学団体を広く対象としています。こうした技術により植物性アミノ酸-タンパク質を食品や飲料に取り入れやすくしたいと考えています。


背景・詳細:

植物性タンパク質は我々にとって不快な味や風味、口当たりをもたらすことがあります。ベジタリアン、フレキシタリアンの味覚嗜好の拡大に伴い、魅力的で今までにない植物由来食品の開発が必要とされています。植物性食品に対する消費者の満足度を確保するために、植物性タンパク質の望ましくない味や香りをマスキング、または取り除くことのできる味覚を調整できる天然化合物成分が必要です。


技術要件:

<制約条件>

  • 植物由来食品、飲料の口当たりや味、香りを改善できる
  • 1,000 Da以下と低分子である
  • 物理的特性的に食品/飲料設備と適合する

連携形態:

アジア、オセアニア地域の植物性タンパク質の味を調える技術の状況を理解するとともに、将来的なパートナーを特定したい。パートナー候補としては学術機関、スタートアップから企業団体まで幅広く歓迎いたします。

技術成熟度(TRL):TRL5以上


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*上記掲載内容は、ジャパン・テクノロジー・グループ(JTG)が各ニーズの概要や要点を、独自に整理、要約、および翻訳(海外ニーズの場合)した上で提供しているものです。