ニーズの概略

背景・詳細:

世界的な食品メーカーが、植物由来の肉や魚に肉のような食感を導入する革新的なアプローチを模索しています。消費者が植物性食品に関心を寄せるのは、肉の摂取量を減らすことによる健康上のメリット、家畜福祉への懸念、畜産に関連するCO2排出量の多さなどが理由です。しかし、植物性食肉を試したことがある消費者の中には、その食感を再度購入しない理由のひとつに挙げる人もいるのも事実です。同社は、植物来の肉や魚製品に本物の肉のような食感(見た目や食感)を生み出すことができる原材料や製造程に関心を持っています。

同社は、生産工場を有し、世界的な市場アクセスに優れた、大手の老舗企業です。同社は、将来的な製品開発のため、同分野で関連技術を持つ企業との提携や学術研究機関との共同研究開発に前向きです。


技術要件:

植物由来の製品を、外観と物理的構造の両方において肉や魚の食感に似せることを可能にする、適切または応用可能な技術を有する企業や研究者を探しています。関心のある製品や技術の例としては、以下が挙げられます。(ただし、これらに限定されるものではありません)

  • 植物由来の肉・魚製品に肉のような食感を生み出す食品加工法
  • 植物由来の肉や魚に肉のような食感を与える特定の成分(必ずしも植物由来ではない)の使用
  • 肉のような食感をもたらす、例えば発酵によって生産されるような新規成分の使用
  • 素材と加工が一体となって肉のような食感を生み出す、新しい植物性食肉レシピ
  • 注目される肉の食感には、牛肉、豚肉、羊肉、鶏肉、魚の丸ごとの切り身を模倣した繊維質、細切り、筋状、噛み応え、塊状の食感や、ビーフジャーキーなどの特定の肉製品の食感が含まれる
  • 植物由来の肉や魚製品の大部分を占める植物/タンパク源には、農作物、藻類、菌類/キノコ類、植物性食品廃棄物などがある
  • 大豆のような既存の製品よりもCO2排出量が少ないなど、持続可能性に優れた加工方法や原料を使用する

<望ましい要件>

  • 5年以内に商業化が可能な技術
  • サンプル製造が可能なプロトタイピングまたはパイロットスケールを実施できる(または、設備を有する)
  • 製品または技術の持続可能性に関するデータ(関連するCO2排出量など)を有する
  • 関心のある関連食品には、ヴィーガンまたはベジタリアン向けの植物由来の肉や魚、ペットフード、動物飼料が含まれる

連携形態:

  • 共同研究・開発
  • ライセンス
  • 特許譲渡
  • 合弁事業
  • その他

技術成熟度(TRL):TRL4以上


*上記掲載内容は、ジャパン・テクノロジー・グループ(JTG)が各ニーズの概要や要点を、独自に整理、要約、および翻訳(海外ニーズの場合)した上で提供しているものです。

Japan Technology Group, Inc. について

このニーズはJTGが代理して募集しているニーズです。JTGは国際的な知的財産の活用を支援するコンサルティングファームです。グローバルビジネスで培った豊富な経験と高度な専門性に裏付けられたプロフェッショナルサービスの提供を通じて、海外での知的財産の活用と発明の事業化をサポートします。